いぬ日記

元猟犬が文章を書きます。

独りマックで青春と出会った

こんにちは、しりうすです。

 

一昨日、マクドナルドへ行ってきました。

そして、もう絶対に 独りでマックには行かない ことを決めました。

 

今回はそこに何があったのかと、私が何を感じたのかを話そうと思います。

それでは始めましょう。

 

マクドナルドは溜まり場

皆さんはマクドナルドへ行ったことがあるでしょうか。
おそらく、殆どの人は「当たり前だろー(笑)」と心の中で呟いたことだろうと思います。
勿論、私もそう問われれば同じことを考えます。

では、皆さんは 独りで マクドナルドへ行ったことはありますか?

聞いといてなんですが、これも結構あるかもしれません。
マクドナルドは手軽にご飯が食べられるのも魅力の一つです。一人で行くのにもうってつけですね。

しかし、それはそれとして私はあることを気にしていました。

それは、マクドナルドが 高校生の溜まり場である ことです。

自分でも驚くほど気にしていました。しかし、今日になってその理由がはっきりと理解出来ました。

それは、マクドナルドが 青春の残滓の溜まり場でもある からです。

学校終わりが存在しなかった高校時代

少し自分語りをしますが、私は高校時代 (正確には高専だが) 、学校に併設されている寮で生活していました。
放課後は部活をしていましたが、それが終わっても帰るのは徒歩2分で到着する場所です。

当然ながら、そこには 学校終わりの時間 というものが存在していませんでした。
放課後の他高校生を見て苦しくなり始めたのは、この頃だったかもしれません。

もう得ることのできない経験がそこに

こんな感じで放課後マックに憧れを抱いていた私は、店内に入った瞬間に瞼を半分ほど閉じてしまいました。

まぶしい、まぶしすぎる......

ドアの先には楽しそうに話す高校生たちの姿が、ブレザーや学ランを羽織った数多の青春がそこにはあったのです。

その光景は圧巻でした。去年の春にその経験をする権利を失った私には、高校生たちの姿はとんでもなく輝いて見えました。

「あーうらやまし」 そんなことをつぶやきながら、私はいつもより多めにチキンクリスプを平らげました。もうお腹はいっぱいです。

青春の残滓よ、永遠に

今回の独りマックで、私はほんとに様々なことを感じました。

自分の青春をその高校生に重ね合わせて、勝手にショックを受けていただけといえばそれまでですが、それでも思い返してしまうものです。かつて抱いていた感情は、そう簡単には消えてくれないみたいです。

マクドナルドに積み上げられた青春の残滓は、いつまで経っても残り続ける気がしています。

友達と一緒に過ごそう!

高校生やさらに若い中学生でもそうですが、その時しかできないことは存在します。若さはそのためのステータスだと気づきました。

ちょっとでも今の時間を大事にしたいと思ったら、今すぐにでも友達と一緒にマクドナルドへ行ってみてください。

あなたの青春がより前に進むことを祈っています。

それでは、貴重なお時間をありがとうございました。